山口県周南市の整体 四ツ星整体院(自然正体療法) の日記
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ふくらはぎの痛み
2015.07.26
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中学生女の子の症例
このお子さんは部活でバレーボールをしていて、歩いたりジャンプしたりするとふくらはぎの外側が痛くなるとのこと、症状を聞き痛い箇所を聞くかぎり、シンスプリント(すねの骨の周りに付着しているヒラメ筋、腓腹筋、前脛骨筋などさまざまな筋肉の疲労から
筋肉が緊張し硬くなることで起こる症状)と判断しました。
早速横になってもらい、基幹の型で筋肉を緩めながら自然正体法を行いました。最後に痛い箇所の様子を聞くと、まだ少し痛いとのこと。
なので自然正体独自の筋膜テーピング法をしてみたところ、痛みがほぼなくなっていました。
その場で歩いたりジャンプをさせてみましたが、大丈夫でした。
このように筋膜からの原因も当然あります。テープをはがすとまた痛みがが出たので、また貼り、少しの間貼ったままにするよう伝えました。
気になったために、2~3日たって様子を聞かせて下さいと伝えて帰ってもらって連絡があり様子を伺うと、完全に良くなったみたいで、子供さん本人は魔法にかけられたみたいだと言っておられたとのことでした。
おそらく筋肉も時間が経つにつれ緩んでいったんでしょう。
親御さんも大変喜んでおられました。
当院では、様々なスポーツ障害、成長期のお子さんに出やすい痛みなどにも対応しています。
初回はまず全身の筋肉の状態を診るため、診断しながら自然正体法で全身の筋肉を緩めていきます。
スポーツをしているお子さんや社会人の人は、練習を休めなかったり試合を控えている場合は、治療と合わせて応急処置として、さらしの巻方を指導したり、自然正体独自の筋膜テーピング法を使って、なるべく試合や大事な練習には出ていただけるようにしています。
ただし、あまりに状態がひどい場合は、練習をストップすることを勧めますが、基本、練習を続けながら治していけるように、治療をしていきます。
大事な試合を控えていて、肩を痛めたり、膝や足首に痛みがあったり、手首が痛かったりでは、せっかく頑張って練習してきても、思うように力が出せません。
それで、試合に出れなかったり、レギュラーから外されたりするのが嫌だからと、痛みを我慢して練習を続けるため、余計に症状が悪化するようです。
プロはその辺のメンテナンスや調整、筋肉を休めることをきちんとするため長く活躍できますが、学生さんはつい無理をし過ぎて、結果回復を遅らせたり、痛みが慢性化する傾向にあります。
活躍する素質は十分にあるのに、練習の仕方や、身体の休ませ方、疲労の取り方、ケアがきちんとできてないために、肝心な所でチャンスを逃すお子さんたちも大勢います。
上手に身体の調整、メンテナンスをしていってください!
院長 中村達也