山口県周南市の整体 四ツ星整体院(自然正体療法) の日記
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剥離(はくり)痛 小学6年生男の子の症例
2016.01.11
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この男の子はサッカーを頑張っていて、もうお付き合いが2年近くになりますが、最初は股関節の痛みやオスグッド痛で来られて、今ではすっかり良い様子。
今ではメンテナンスで1ヶ月に一回くらい来られています。成長期ですから、会うたびに身長も伸びている感じです!
今回も股関節が走ったり歩いたりする時に痛みがあるということで、親御さんと来られましたが、痛めたとしても軽いようです。さっそく横になってもらい基幹の型の施術をし、股関節の施術をして、様子を見る為に外を軽く走ってもらいました。当院では、その場は良くても、動いた時に痛みが出ないか、スポーツをするお子さんは特に動作を伴う確認検査します。股関節の痛みはなくなっていたのですが、両足太もも裏がかなり痛い様子でした。
こういう場合は、筋肉が剥離(はくり、はがれる)を起こしています。筋肉痛も剥離痛の一種です。疲労物質が筋肉組織の中に溜まり、組織を押し広げて筋繊維があれた状態です。そのために痛みが生じます。
肉離れも同様で、この場合は疲労物質ではなく血液が溜まった状態です。どちらの場合も疲労物質、血液を無理なく押し流してやることで痛みは消えます。
このお子さんは両足太ももだったために時間は少しかかりましたが、施術する前が10痛かったとしたら今どのくらいと聞くと、1以下になったとのことで、施術を終えました。
状態によっては回数がかかりますが、同じ症状でなかなか痛みが引かない方はぜひ一度来られてみて下さい(^_^)
スポーツを頑張っている人は、股関節の可動域を広げたり、腰まわりの筋肉をゆるめてやると、プレーにも差が出ます!
院長 中村達也