山口県周南市の整体 四ツ星整体院(自然正体療法) の日記
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(スポーツ障害)14歳男子足首痛の症例
2016.05.03
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この男の子は、部活のサッカーの練習中に他の子との接触でこけ、足首を痛めたそうで、痛め方はひどかったそうです。だいぶ回復してきたようでしたが、まだ歩いたり走った時に痛みがあるので、サッカーの練習はボール拾いくらいで参加していないとのこと。
早速、自然正体法の基幹の型という独自の施術を行い、骨格の歪みや筋肉の状態を確認しながら全身のバランスを整え、痛みのあった足首の施術をしました。だいぶ良くはなっているものの、触れて痛い方向に確かめると、かなり痛がっていました。
当院では、色々な動作を伴いながらの検査をします。どういう動きをしたときに痛みが出るのかを確認し、動作を伴って良くなったかも確認していきます。
施術が終わり触れて痛みを確認すると、痛くないとのことなので、外に出て軽く走ってもらうと、まだ少し痛みがあるようなので、もう一度施術をし、外で走ってもらいました。そうすると嬉しそうに全速に近いくらいの速さで走って戻ってきました。
様子を伺うと、全然痛くないとのこと。最悪な状態からは回復してきていると思っても、無理をせず様子を見ながら練習をしていき、痛みが出るようなら、すぐ来るようにと告げて帰っていただきました。中途半端に痛みを残したままにすると、何年も痛みが慢性化して残っていく場合がよくあります。
かなりひどい状態の時には何回か回数をかけ、間を空けずに来てもらう場合もあります。その時良くなったとしても良い状態が定着していなければ、運動を始めると痛みが出たりします。そのつど様子を見ながら施術を行いますので、ご理解をいただきたいと思います。
このお子さんの様に部活やスポ少、また大人の方でも運動をされている方で最中に人との接触や運動のし過ぎで身体を痛めた、痛めている方がおられると思います。骨格は筋肉に支えられています。原因としては、その筋肉が身体の使い過ぎにより筋肉の疲労から筋肉が緊張し硬くなり、柔軟性がなくなります。
その為に瞬間的な動きになった時、特にダメージを身体は受けます。
また、柔軟性がなくなった筋肉の状態で動き回る事で身体の関節は歪みやすくなり、靭帯の炎症や筋肉に老廃物が溜まったり、筋肉を覆っている筋膜も歪み、痛みます。
身体は生命を維持する為に私達の無意識な所で悲鳴をあげ、サインを出してきます。
そういう時には身体を休める事が大事です。長くスポーツで活躍したり、元気で良く動く身体を保つには、きちんとしたケアやメンテナンスが必要です。
なかなか休んでも疲労や身体の痛みが取れない方、一度自然正体なかむら正体院に来てみて下さいね(^-^)
自然正体なかむら正体院 院長 中村達也