山口県周南市の整体 四ツ星整体院(自然正体療法) の日記
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治療例 10代女性のジャンパー膝痛、オスグッド、30代男性の全身疲労
2016.12.31
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先週の土日に福岡本部の「ふくおか正体所」に代行に行ってきました。
まず私は土曜日のお昼から福岡本部のふくおか正体所で二人の患者さんを診させてもらいました。
※一人目の患者さん、10代女性、右膝オスグッド症、左膝ジャンパー膝痛
この女性は新体操をされていまして、右膝はオスグッド症又は成長痛とも言われ、骨格が成長している時にスポーツや過度に身体を使うと膝関節の下、脛骨一番上のボコっと出ている所で、そこの筋肉の繊維が押し広げられ痛むものです。酷くなると正座もできなくなります。
左膝は、ジャンパー膝痛でこの症状は膝のお皿(膝蓋骨、しつがいこつ)のすぐ下、膝関節の所が痛みます。オスグッド症と症状が似てますが、痛い所を触れても押したりしても痛くはありません。ですが、ジャンプしたり、歩いたり走ったりすると痛みます。
理由は、疲労から出る老廃物が膝関節に溜まることが原因です。痛みがある関節の所を押して見ますとブヨブヨと柔らかくなっています。
早速全身の筋肉を緩めながら両膝の施術をおこない、まずは右膝のオスグットの方を確認すると、まだ少し痛みがあったので痛い所を追いかけながら施術をおこなっていき、痛みはなくなりました。
左膝のジャンパー膝痛を確認すると痛みがなくなっていたので、痛かった時の動作をしてもらいました。その場でジャンプしたり、屈伸運動してみたり、最後は正座をしてもらっても両膝に痛みはなかったので、いきなり無理をしないようにと告げ施術を終えました。
※二人目の患者さん、30代男性、全身疲労
この男性はお仕事で残業が続いていたみたいで、疲労が抜けないとのことでした。
全身を触れながら検査をしていくと、骨盤の歪みがあり、特に背中の筋肉は硬くなりはっていました。
早速全身の筋肉を緩める施術をおこない様子を伺うと、すごく体が軽くなったとの事でした。
私達人間は、好き勝手に身体を動かし使っていますが、実は自分の無意識な所で身体は生命を維持しようと頑張っています。皮膚から外気の温度、湿度を感じ体温調節、身体を過度に使ったり、痛みを感じると身体が防御反応をおこし筋肉を緊張をさせます。
そうして目から入ってくる情報から危険と感じると無意識にとっさに手が出て避ける事もあります。皆さんも経験がないでしょうか、こけそうになった時にとっさに手がでたり、手で払い避けていたり、それらは身体からの防御反応なのです。
疲労がなかなか抜けなかったり、痛みが取れにくいのは身体の過度な使い過ぎにより防御反応が解けない状態になっています。
普段はそういったことをなかなか気づけませんが、人間の身体は本当に良くできています。
そう思うと自分の体ながら愛おしく思えてきませんか(^-^)
なので自分自身の体をもっといたわりたいものです。