山口県周南市の整体 四ツ星整体院(自然正体療法) の日記
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常温の水を毎日2リットル飲む
2015.07.16
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*水を飲みすぎると「むくむ」、「太る」は大間違い!
夏は汗をかくので、水分補給をすることは皆さん気をつけておられると思います。しかし女性で水をたくさん飲むと、パンパンにむくんだり、水太りするのでは?と勘違いしている人も多いようです。それは大きな間違い!むくむのは、「体内の水分が多いのではなく、逆に不足しているから」なのです。
「むくむ」は身体の異常です。健康な状態ではないということ。水分が不足すると血液の循環が悪くなり、毒素が排泄されず、それがむくみにつながります。水分を上手に摂取することができれば、体液の精製機能が高まるため、必要な水分は体に収まり、不必要なものだけを排出できる体になるのです。
水を飲んで体液が増えれば、血液の循環も良くなり、栄養を体全体に運べるようになったり、体の機能も円滑に働くようになります。結果、代謝機能も上がり、便通も良く、やせやすい身体になっていきます。
日常の食事から約2リットルの水分は摂取できるといわれているので、それ以外のタイミングで約2リットルの水分を取るように意識してみましょう。
水を2リットル取るようにすると、肌全体に潤いが行き渡り、腸の動きが活性化され、便秘改善にもつながります。水を飲むことで腸が動き便秘が改善され腸がキレイなり、腸の吸収、排出力が高まります。
食べた物の栄養を腸が吸収しやすくなると、太りやすくなりそうですが、腸の吸収力が高まると、栄養吸収、排泄はスムーズに行われ、エネルギー活動が活性化されます。
そうすると新陳代謝も上がるので、疲労回復ややせやすい体質に切り替わるのです。
*常温の水を「ちびちび」飲むのを心がけて
氷の入ったキンキンに冷えた水では意味がありません。また、一気に飲んでも意味がなく、常温の水をちびちび飲むことで、水分が体全体に行き渡るのです。
水は国産がおすすめで、体に負担をかけず、効率良く吸収するためには、体温に近い白湯がベストですが、難しければ常温の水でも良いです。
体内に入った水はまず、胃に保有されて、体温と同じ温度になるまで温められ腸におくられ吸収されます。体温と同じ温度にならないと吸収をはじめまさせん。
一気に水を飲んだり、冷たい水を飲むと、吸収しきれず体内に浸透する前に尿や汗として排出されます。常温の水をちびちびと飲まないと、いくら飲んでも胃腸が吸収してくれますん。少量をひと口ずつ、こまめに摂取することが理想的です。
2リットルの水を飲むのは、正直どの程度のものかピンとこないと思います。2リットルのペットボトル1本分ですが、なかなか持ち歩くことが出来ませんので、慣れるまでは500ミリリットルのペットボトル4本分を飲み切ると思って習慣にしていきましょう。
水をしっかり飲むようになると、無駄にお腹がすきません。
自然正体院では、早く症状が回復するよう、お越しになった時に治療もしっかり行いますが、皆さんの日常の生活習慣を見直すことで、更に回復を早め、健康な身体の土台を作っていくことが何より大切だと思っています。
美しく格好良く、若々しく年を重ねていきましょう!
ヒーリング整体を受けていただく時、水分不足でむくんでいる方は、身体が自ら健康な状態へと戻っていこうとするため、途中何度もトイレに行きたくなります。しっかり出しても、またすぐに出るという人もおられます。
それだけ、水分が上手く代謝されず、身体が余分に抱え込んでいたのだという事です。
この夏、水の飲み方を工夫してみてください!
朝起きたら、まずコップ一杯の水を飲むことからスタートです。
院長 中村達也