山口県周南市の整体 四ツ星整体院(自然正体療法) の日記
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首の痛みからくる腕のしびれ
2015.07.24
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今日は当院に来られる患者さんで、比較的多い症例、首からくる腕のしびれの治療経過をお話します。
30代男性の例
この方は趣味で筋力トレーニングをしていた所、首に痛みを感じたと思ったら、次の日くらいから首の痛みと左腕までの痺れが起き出したそうです。問診をすませベッドに寝てもらい検査をした所、肩甲骨から腰までにかけ筋肉の緊張でかなり硬くなっていて、当然首の筋肉も硬くなり頚椎の歪みがありました。
さっそく自然正体の基幹の型をして全身の歪みをととのえ、全身の筋肉をできるだけ緩める所からはじめ、痛めている首を集中的に施術をしました。
施術が終わり様子を伺うと、首の痛みと痺れはまだあるけれど、体がずいぶんと楽に軽くなったとのこと。この日は首のリハビリの方法と、痛みが治まるまでは運動をひかえるよう伝えました。この方のお仕事の関係で週1回のペースなら来れると言う事なので、次を1週間後に来てもらうようにしました。
1週間後2回目に来られて様子を伺うと、まだ首の痛みと痺れはあるが、肩にも痛みがあったみたいですが、肩の痛みはほぼなくなり、首の痛みと痺れも最初に来た時よりも違う気がするとおっしゃっていました。
この日も基幹の型をしながら検査をしていくと、硬く張っていた背部の首から肩にかけての僧帽筋、背中から腰にかけての筋肉の張りはありましたが、ずいぶんと緩んでいました。そして最後に首の治療を行ない終わりました。
そして1週間後の3回目に来られた時には笑顔もあり、様子を伺うと首の痛みと左腕までの痺れはほとんど良くなったみたいで、そのせいか余り気にならなかった腰の痛みが気になりはじめたので、首の治療とともに腰の治療をして終わりました。
まだ少し首が気になるのと、腰の痛みがあるみたいなので様子を伺うためにも次も来てもらう事にしました。
1週間後の4回目に来られた時は、首の痛みと左腕までの痺れは完成に良くなったとのこと、ご本人も凄く喜んでおられました。まだ腰の痛みが少し気になるという事なので腰の治療を主にして終わりました。
首の痛みと左腕までの痺れが良くなったので、腰の痛みが4~5日様子見て痛むようなら来て下さいと告げましたが、本人の希望で良くなってもメンテナンスで来たいとのことでしたので、来月の予約もされ帰られました。
このように首からくる腕のしびれがあり来られる患者さんが男性に多いようです。
仕事でずっと前かがみや、パソコンに長時間向き合い、前かがみで腕を過度に使われる人などによく出る症状です。美容師さんもこのような症状に悩まされる人がおられます。
腕にしびれが出るまでにも、首や肩に痛みが出ているはずですが、忙しくそのまま我慢していると、腕にしびれが出たりします。
またハードな筋肉トレーニングや運動をする人にも多いですね。
あまり放置すると治りにくくなりますから、早めに治療に来てください。
院長 中村達也